みなさまこんにちは
毎日軽い自己紹介のようなあいさつを書いているのに
リアル自己紹介で上手く話せた試しがない
瀬賀です
話の枕
鍛えます(-_-;)
さて
年内中に新しい概念のパーマを作るべく
不定期に更新しています
# 未来のパーマ
#5でございます
前回まではこちら↓
先日せっかく作ってもらったサンプルのパーマ液が
あまり上手くいかなくて( ̄ロ ̄lll)
#5どうしようかなーって思っていたのですが
今回は今のうちに
記しておきたい事があり立ち上げた次第です
それは
パーマの真実
あ、ちょっと都市伝説っぽくなっちゃいますが
今日は若干美容師さん向けの内容です
美容師はパーマの仕組みや理論について
美容学校で習います
その教わった事がパーマの理論であり
それこそが真実として過ごして参りました
が
理屈も真実も
時代と共に変わるものです
私が美容学校で習ってそのまま20年以上
変わらない真実なんて探究されていないのと同義語です
鎌倉幕府成立が1192年(イイクニ)ではなく
1185年(イイハコ)と今では習うように
過去も変わるし
正義だってその時で変わる事それこそが真実
話はそれましたが
私達が習ってきたパーマは
簡単にいうと
結合の切断と再結合による形状変化
切断は還元(1剤)
再結合は酸化(2剤)
還元させるためには還元剤が必要
還元剤の浸透促進にアルカリ剤を使って
キューティクルにまもられている髪の内部に還元剤を通す
ざっくりこんなところ
ざっくりじゃない説明はこちら↓
で1剤の時間をおけばパーマはしっかりかかり
時間がたりなければかかりは甘い
ここで大切なのは時間の概念
先程上げたように
パーマの仕組みは切断と再結合
ここでの時間の概念は切断となり
時間と切断が比例関係になる
そんな感じで認識しているし
多分ほとんどの美容師さんはそう捉えていると思う
果たしてコレ
ほんとなの?
思い出起こしてみても
時間が長くなればなるほど切断しまくるって話
一度も聞いたことない
尚且つその切断とやらを
見たことある人はいないらしい…
そう
我々は勝手にそう思っているのである
パーマの真実1つ目
パーマ1剤における時間の概念
見たこともないその切断とやらには時間は必要なく
大切なのは薬剤のパワー(チオ換算濃度)と浸透しているかしていないかだと思われます
では何の時間かというと単に形を安定させるための時間と考えられます
真っ直ぐな物を曲げたら真っ直ぐにすぐに戻るけど
曲げ続けることで真っ直ぐに戻りにくくなる
1剤で置いている時間はそういう時間でしかなく
そこに熱をつかえば時短にもなり形はより安定します
パーマの真実2つ目
アルカリである必要はない
これはお気付きの美容師さんがほとんどかと思います
1液はアルカリじゃないと反応しないとか還元剤が働かないとかって習ってきました、前途のようにアルカリ剤の主な役割として還元剤の浸透経路の確保であります
パーマのかかりを左右する還元剤とは違い主な役割は還元剤が浸透する道作り、仮に道があるなら既に任務完了である
毛髪履歴でアルカリ施術の有無や回数によってアルカリ剤がどの程度必要か調整が必要になります
弊社で5年目を迎えるシルクプレスという縮毛矯正メニューは毛髪履歴に合わせてアルカリ度とPHを調整するメニューです
一番大切なポイントになりますが
還元剤を毛髪のどの部分にどの程度浸透させるかです
ヒントは毛髪の水分量と浸透です
あれ、着いてきてます?
(* ̄ー ̄)
話がどんどんディープになっていくので
都市伝説はこの辺にしときやす
では!